よく「花粉症ですがポーレンリフを食べても大丈夫ですか?」というご質問をいただきます。花粉症なのに花粉を食べたらアレルギー反応が出てしまうのではないかと心配されるお気持ちは分かりますが、ポーレンリフはアレルゲンとなる物質を一切含んでいないため、花粉症の方でも安心してお召し上がりいただけます。
最近まで、花粉症の原因となるアレルゲンは花粉の内膜の外側にあると考えられていましたが、98年の日本花粉学会で発表された研究によって、もっとも付着しているのは外皮の表面であることが分かりました。そのため殻がついたままの花粉を食べるとアレルゲンを一緒に取り込むことになり、アレルギー症状を引き起こす可能性があるため、花粉症の方にはおすすめできません。
しかし、ポーレンリフはアレルゲンの原因となっている殻を酵素によって分解し、アレルゲンも中和していますので、花粉症の方でも安心してお召し上がりいただけます。むしろ、ポーレンリフを食べることで花粉の優れた栄養素を摂取でき、免疫力が上がるため、花粉症対策にも効果が期待できます。
ポーレンリフについてよくあるご質問の1つに「花粉団子とはどう違うの?」というものがあります。様々な点で違いを持つポーレンリフと花粉団子ですが、なかでも大きいのが花粉団子を摂取することでアレルギー反応を引き起こすことがあるのに対し、ポーレンリフを食べてもアレルギー反応が起きることがないということでしょう。
それでは、ポーレンリフの原料となるスウェディシュ・ポーレン(アルゴン社が採取した花粉のこと)と花粉団子の違いを見ていきましょう。
採取方法
花粉団子はいわばミツバチから横取りしてつくられますが、スウェディシュ・ポーレンは無公害・無農薬の農場で栽培された植物から直接、採取します。またミツバチを介さないことで、余計な動物ホルモンの混入を避け、植物と人間の純粋なやり取りを維持しています。
花粉の種類・および品質
ミツバチが集めた花粉団子はどんな種類の花粉で構成されているのか判別・分類が難しく、したがって品質も一定ではありません。一方、スウェディシュ・ポーレンは花の種類ごとに採取でき、成分内容も明示できます。
収穫の時期
花粉団子は花が咲いている時期ならいつでもつくることができますが、その分、開花したばかりの未熟なものや盛りがすぎてしまった花粉が混じっている可能性があります。スウェディシュ・ポーレンは採取する植物や採取季節・時期を徹底して管理し、常に最良の状態の花粉だけを採集しています。
湿気・水分
水分を15%前後も含む花粉団子は細菌やバクテリアが発生しやすく、保存・取り扱いが難しいというデメリットがあります。一方、スウェディシュ・ポーレンはエキスを抽出したあとスプレー乾燥するので水分は約2~3%と少なく、衛生的で管理しやすいという特徴があります。
副作用・および有害物・不純物
花粉を覆っている固い殻(外殻)がそのまま入っている花粉団子は、消化不良を起こしやすく、花粉の優れた栄養素もたったの3%しか摂れないと言われています。また、殻にはアレルギーを引き起こすアレルゲンも含まれているため、アレルギー体質の方や赤ちゃん、妊産婦、腎臓に疾患のある方、免疫力が低下している方はとりすぎないよう注意が必要です。
さらに、花粉団子には花の繊維質をはじめ、ごみやかび、ダニ、昆虫のたまご、ハチの糞が混入していることがあり、なかには人体に適当でないものもあると考えられます。特に問題なのは花粉に付着しているダニやほこり、ディーゼル排気微粒子などです。これらは花粉が持っているアレルゲンよりもアレルギーを引き起こしやすいということが、最近の研究により明らかになりました。花粉の表面は凹凸のため、そうした有害物・不純物が付着しやすいのです。
その点、スウェディシュ・ポーレンは科学的に殻を完全撤去しているため、体内での吸収率100%と大変に消化の良い栄養食品です。花粉の生命部分とも言うべき栄養核と生殖核も含み、無駄なく摂取できます。殻を除去した段階でアレルゲンになるものも一切含まれていないので花粉症の人も安心して召し上がっていただけます。そのほか、有害物質・不純物の類もすべて除去されています。